母親大会in茨城での『命の水』を守る母親たちの叫び
9月16日茨城県立友部高等学校を会場に第47回茨城県母親大会が開催されました。当日は笠間市長も来賓で招かれ、この大会のためにお祝いの言葉も寄せていました。後援として笠間市をはじめ6市町、6教育委員会、茨城中央漁協や笠間観光協会など各種団体が名前をつらねる歴史のある大会です。
その大会で堂々と『産廃処分場反対!!命の水を守ろう』と声明文を読み上げたのです。
何と力強い母親たちの行動でしょうか。声明文を読み上げた一人は、エコフロンティア笠間の反対運動をしている鈴木育江さんです。
エコフロンティア笠間は那珂川町でモデル処分場として住民を視察に行かせている県関与の公共処分場です。笠間では、「笠間市産業廃棄物処分場建設反対の会」「福田の自然を守ろう友の会」「子どもの未来を守る会」「みみずの会」「産廃を考える門前通りの会」という5団体が反対運動を現在も続け建設工事が始まった2002年11月に5団体で『建設指し止め仮処分』訴訟を起こし現在も戦いは続いています。
母親大会は第1部と2部に分かれており、第1部では各テーマ別に分科会が開かれ活発に意見交換がされました。私は、『今時のゴミ事情ーではどうしたらいいのー』に参加しました。そこでは、環境資源廃棄物問題研究家の岩佐恵美さんが助言者として来て下さいました。岩佐さんは、「ゴミ問題解決のおおもとは、ゴミを元で絶つこと。拡大生産者責任を事業者にきちんと課すこと。製造、販売、廃棄の段階まで責任を負わせること。」と強く発言されていました。
早く法体制が整わないといつまでたっても私たちのような自然豊かで人柄の良い格差のある自治体が処分場としてねらわれ続ける・・・・と私は思っています。
分科会では笠間の人が多く参加されていて、エコフロンティア笠間の実態が明らかにされました。エコフロンティア笠間では馬頭処分場と同じく埋立地から浸出水を漏れ出さないようにと「遮水システム・遮水シート破損検知システム」が取り入れられていますが、検知システムは誤作動が多く常にはスイッチが入れられておらず止めていると言うのです!!
また最近リサイクルが進んだことと、受け入れ廃棄物の価格が高いのでゴミが集まらず、操業以後の2年間に受け入れたゴミの量は13万トン。処分場の埋め立て最大容量はゴミ180万トン、覆土60万トンの形240万トンなので、この推移でいくと満杯になるまで20年以上かかるという計算になります。しかし、当初の計画では埋め立ては10年とされていました。さて、馬頭はすでに計画段階で10年が12年に延長されています。そして12年と言う期限で処分場を終えるということは約束されていません。笠間にかぎらず、処分場ができたところはいずれも期間が当初の計画より延長されています。
そして、なによりも永久にゴミがそこにとどまることの方が恐ろしいと私は思うのです。
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